「役人天国」～ここが微妙。

地方公務員の「役人天国」
凄まじい！悪質税金ぼったくり,は国家公務員だけではない。打ち出の小槌の「特殊勤務手当」に、〝わたり〟と呼ばれる横並びの「役職手当」・・・。公務員の8割を占める地方公務員のあり得ない超厚遇を斬る!～ここが微妙。
新たな驚愕との出会い！地方公務員のほうが国家公務員より数段、恵まれている。
地方公務員の給与は平均して国家公務員よりも高く、地域系の民間企業の平均（もちろん中小企業含む）の二倍です。。その原因は過剰な手当です。地方公務員には『特殊勤務手当』なるものがあり、これがお手盛りに活用されている。国家公務員にはない地方独特の手当がいくつもあり、多額の公金が支出されているのです」
総務省の「平成22年('10年)地方公務員給与実態調査」によると、地方公務員の平均給与月額は38万5573円(平均年齢42・9歳)。これに対して、国家公務員の平均は40万8496円(平均年齢42・2歳)。これだけ見ると国家公務員のほうが高い。が、実態は違う。あきれた系手当を入れると、地方公務員は42万7227円となり、国家公務員より高くなる。

問題はそれだけではない。地方公務員は、国家公務員の約56万4000人に対して、237万7000人もいる('10年・財務省調べ)。5倍近くの職員に対して高い給料を払うのだから、税金による人件費負担は国家公務員の比ではない。諸悪の根源は「手当との出会い」なのである。
～ここが微妙。
「地方公務員の給与制度のデタラメぶりは'04年に問題化しました。当時の麻生太郎総務大臣は、地方公務員の高給の例として大阪市の事例を取り上げ、手当としてスーツ代金が2~3年ごとに支給されていることや『カラ残業』、互助会を隠れ蓑にした『ヤミ年金』、さらには互助組合への48億円もの交付金の支出も明るみに出ました」(全国紙府政担当記者)

～ここが微妙。　
　こうした動きに、総務省もさすがに地方公務員の給与制度に対する見直しをせざるを得なくなった。しかし依然として各種手当は残り、民間企業、そして悪名高い国家公務員よりも高給なのだ。
　地方公務員の手当は、一般行政職系や技能労務職系などの違いに関係なく、すべての職種に存在する。前出の総務省調査('10年)を見ると、職種によって、以下の金額が手当として毎月付いている。

・一般行政職・・・8万967円
・技能労務職・・・6万1432円
・高等学校教育職・・・6万4697円
・小中学校教育職・・・5万6346円
・警察職・・・14万3157円

　など、どの職員の給与にも、これだけの手当がプラスされるわけだ。

　トンデモ手当の代表格とされる「特殊勤務手当」とは何か。
特殊勤務手当の考え方は、机に座って行う楽な事務仕事を基本として、それより何かちょっとでもストレスとの出会いがあることをしたら『貰えるもの』となっています。『みんな同じ給料なのに、自分の仕事のほうが大変じゃないか』という理由で、どんどん手当を積み重ねていくのです。

驚愕の出会い～地方公務員の特別手当一覧
窓口手当　　窓口で働く職員は、お客との出会い、に気を使うため、月数千円～1万円の手当
　　　　　　　～ここが微妙な出合い。
外出手当　　8kmまたは5時間以上の外出をすると、千円～の「旅行手当」

元気回復手当　同僚と外で出会い、会食で6000円、マッサージや鍼灸で1000円、プライベートでホテルに泊まると3000円

独身手当　勤続15年以上の職員が、良い出会いに恵まれず、独身のまま40歳になると、互助会から7万円。結婚した職員には3万円の祝い金が出るので、不公平感をなくすための制度

出世困難手当　係長を5年やっても課長になれない職員を「困難課長」と呼んで課長と同等の給与を支払う 。課長から部長も同様

賦課徴収手当　固定資産税の滞納者から徴収する仕事に対して支払われる。滞納者に出会い、徴収するのは精神的に苦痛を伴うという理由から

用地交渉手当　道路用地などの買収交渉を担当すると貰える。買収交渉には知らない人と出会い、ストレスがかかるという理由から

印刷業務手当　印刷に使うインクが危険!?だということで、印刷業務に従事する人に与えられている

雨中手当　ゴミ収集をするときに雨が降ると手当がもらえる～ここが微妙。

地下勤務手当　日光に当たることが少ない人に支給される手当

現金取扱手当　現金を取り扱う人に支給される手当。福沢諭吉さんとの出会いで、神経を使うということで支給されている

わさび栽培作業手当　静岡県の手当　県職員が伊豆市のわさび栽培現場に足を運ぶと、日当が支払われた～ここが微妙。

メガネ手当　2年に1回、購入したメガネの半額を市が負担する。仕事で目を悪くしたから、その補償という意味で。上限は2万5000円まで

マダム手当（配偶者手当）　海外公館勤務者に月7万880円～ここが微妙。

背広手当　通勤に必要だから、背広を1年間に2着分くらいの手当を支給

「特殊勤務」を拡大解釈することで、各自治体が、どんどん手当を増やしていったのである。




デタラメを支える労働組合と民主党の悪質な出会い縁
　もう一つ、地方公務員の高給を支えている制度に「わたり」というものがある。総務省サイトの資料によれば、「わたりとは、給与決定に際し、級別職務分類表及び級別標準職務表に適合しない級へ格付けを行うこと」とある。
公務員は全員、横並びで昇給します。職級による差を埋めるために考え出されたものです。例えば、同期が10人いて2人しか部長の椅子との出会い がなくても、残りの8人にも部長並みの給料を払う。わたりがないと職員の間に不満が残り、職場の雰囲気が悪くなるからです。
　この「わたり」の対象者は、川崎市ではズバリ「(出世)困難課長」と命名されていた('07年廃止)。公務員は、主事補、主事、主任、主査、係長、課長補佐、課長、次長、部長・・・・・・と出世していくが、出世しなくても同じ給料を貰えるのだからこんなおいしいことはない。
　
　地方公務員のデタラメ待遇はなぜ存続するのか。そもそも地方公務員は、自治労に見るように労働組合が圧倒的に強い。そして民主党の支援母体が自治労サイト。民主党が日本の公務員の2割に過ぎない国家公務員の給与削減しか口にしないのもそのためです。民主党と地方公務員は熱々の出会い恋愛関係。大ナタを振るえるわけがない。～ここが微妙。
　言うまでもなく、公務員の給与の原資は税金だ。デタラメを許してはいけない。山本利之でした。